不動産投資家のみなさま、火災保険を賢く使い、手残りを増やしましょう!
合同会社ティアールワイマネジメント

地震と耐震基準について

不動産投資での最大のリスクは、火災や地震で投資物件に甚大な損害が発生することであろう。ここでは先ず地震と耐震基準の関係を整理してみたい。

1981年6月1日(築39年以上)以降に建築確認申請が行われた建物には、新耐震基準が適用適用されます。基準では中規模の地震(震度5強程度)ではほとんど損傷しないことを求められます。また、大規模の地震(震度6強~7程度)に対しても、倒壊などの被害を生じないことを目標としています(以下の国交省資料ご参照)。

また、気象庁のHPの資料から震度と建物の損害は以下の通りとなります。

更に最近100年間の震度6以上の震源地(71個あります)をプロットしたものが以下となります。

<まとめ>新耐震基準では、震度5以下では建物に損害が発生する可能性は低い。但し、震度6以上になると壁や梁、柱に亀裂やひび割れが発生する。統計的に日本では、1年間に震度6以上の地震は平均0.71個発生している計算となる。今後は更に地震の情報を掘り下げたいと思います。